皆さんこんばんは。
当ブログの漫画カテゴリの記事では、主に漫画アプリで無料で読める漫画を紹介しています。
実際に私が無料で読んだ漫画の中で、特に面白かった(主観です)漫画の感想を書き綴ったものです。
ネタバレ等はなるべくしないように心がけますが、多少は多めに見ていただけると助かります。
良ければ読んでいってください。
今回のおすすめ漫画
『ヒロインは絶望しました』
作者:千葉大輔先生
読めるアプリ:マガポケ
あらすじ
高校生の渋谷明はトレーディングカードアーケードゲーム『ドレ☆スタ』の世界に転送されるようになってから、ゲームに登場する巨大熊に襲われるようになる。
死んでも生き返る日々が毎日のように続く中、同級生でドレスタプレイヤーの秋葉歪が操作してくれたおかげで巨大熊に勝つことが出来たが、ゲームは未だに終わらない上、渋谷は秋葉の命令を聞かなければならなくなり、現実でもゲームでも地獄と戦うことになった。
絵柄がなかなか扇情的で可愛らしいので、本をめくるまでは騙されてしまうかもしれません。
内容としては所謂デスゲームに巻き込まれる系の漫画ですが(出会って5秒でバトル、ダーウィンズゲームとか)、この漫画のメインはそこではありません。
この漫画のポイント①:登場人物の秋葉歪の気持ち悪さ
この話は超がつくほどのキモオタで内弁慶な、性格の悪いキャラクターの秋葉くんが、大好きな主人公の渋谷さんに頑張ってアプローチする話なのですが、そのアプローチ方法がめちゃくちゃなんです。
なんというか、非オタクがオタクに対して感じている気持ち悪さの要素を抽出して還元濃縮したような、そんなレベルの気持ち悪さです。
オタクヘイト勢の「オタクキモイ!」の想像上の怪物というか…。
バトル漫画にありがちな展開として、キャラクターの戦闘力が徐々にインフレしていって収集がつかなくなることがあったりしますが、この漫画では秋葉くんの気持ち悪さが徐々にインフレしていきます。
つまり当漫画のメイントピック=秋葉くんの気持ち悪さと言えるわけです。
まあ可愛い女子高生を自由にできるってなったらそうしたくなっちゃう気持ちはわかりますが、エスカレートの仕方が異常者のそれなので、見ていて胸糞悪くなること必至です。
万人におすすめはできませんが、オタクってキモいなーと思っている方にはハマるかもしれません(絵柄は所謂萌え系ではありますが)。
この漫画のポイント②:可愛い絵柄で安定したリョナ
「リョナ」とは他者が物理的な暴力や拷問などの苦痛に晒されて苦悶の表情を浮かべたり、性的なニュアンスの悲鳴を上げたりするシチュエーションに対する性的嗜好を指すインターネットスラングのことだそうです(出典:wikipedia)。
この漫画は、ゲームでの戦闘パートとゲーム外での現実パートに分かれます。
そして、
戦闘パートでは物理的なリョナが
現実パートでは精神的リョナが主に楽しめる(?)ようになっています。
※逆になることや同時もあります。
作者の千葉先生は既に何本も漫画を描かれている方で、絵柄も可愛らしく安定しています。
この絵柄で毎話リョナが楽しめるというのは、人によってはかなり捗るのではないかと思います。
この漫画のポイント③:秋葉への反撃によるスッキリ
秋葉くんは前述した通りかなりのクズキャラですが、それがある分、渋谷さんや他キャラクターが反撃し、それが成功した時のスッキリ感が半端ないです。
というのも、秋葉くんは頭の回転が早く、ゲームでの立ち回りも周囲から頭ひとつ抜けている存在として描かれているんですね。
なので、今まで可愛い女の子をいじめてきたムカつくキャラをコテンパンにできてスッキリ、という捉え方の他にも、「頭の良い」キャラの裏をかいた戦略的スッキリ要素もあるわけです。
まとめ
再度書きますが万人にはおすすめできません。
上記3つのポイントから、私が思うに以下の趣向を持っている方におすすめです。
- オタクキモいなー撲滅したいなーと思っている人
- 女の子が逃げられない状況でボコボコにされてるのを見るのが好きな人
なかなか対極なターゲットですね。
なお私は好きです。
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アプリ:マガポケ
金額:無料
※この記事を書いている時点の情報です。
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